少し記事にするのが遅くなってしまいましたが、現在ANAが「マイルバックキャンペーン」というキャンペーンをやっています。内容を一言で説明すると、「キャンペーン期間中にANA国際線特典航空券を発券して実際に搭乗すると消費したマイルの一部が戻ってくる」というもので、このキャンペーンの恩恵を受けるためには、「1月15日まで」にキャンペーン参加登録と特典航空券の発券を済ませ、「1月12日〜3月31日の期間」に搭乗すればOKです。
私は現在台湾に住んでいて、ちょうど上記の期間に特典航空券を複数発券する予定があったので、最初にこのキャンペーンの告知を目にした時には喜んだのですが、どのくらいのマイルが戻ってくるのかなと思い「対象路線・マイルバック数」の表をチェックしてみると、、、
なんと、台湾便がない！！！
本当の理由などもちろん私にはわかりませんが、東京-台北便は人気路線ですから、ANA的には純粋にキャンペーン対象路線にしたくないということなのではないでしょうか。また、人気路線であるため特にエコノミークラス特典航空券の発券は難しく、「キャンペーン対象になっているけれど、そもそも空席なんてないじゃないか！」というクレームを恐れて除外したのかもしれません。
ということで、当初はあえてブログに書こうとも思わなかったわけです（笑）
しかしながらもちろん、マイルと時間に余裕のある方は、やはりこういったキャンペーンを賢く利用していくべきだとは思います。例えば、欧米便往復利用で7,000マイルが戻ってくるわけですが、ANAカードで買い物してこれだけのマイルを貯めようとすると、70万円くらい決済しなきゃいけなかったりするわけです。
最近は世界情勢があまりにも不安定で、私の周りにはあまり海外旅行に出かけようという人がいません。日本のサラリーマンの中には、そもそも欧米まで行けるだけの連休が取れる人も少ないですしね。ですから、こういったキャンペーンは今後も増えそうな気がするのですが、どうなんでしょうね。
海外に実際に住んでいて思うのですが、日本って本当にもう何て言うか、完璧なんですよね。海に山に川に歴史的建造物、和食はもちろん、恐ろしくレベルの高いフレンチ、イタリアン、中華料理、高級ホテルに高級スパ、世界最高レベルのサービスを提供してくれる高級旅館、そこら中にある温泉地。そりゃみんな日本に引き蘢るわけですよね。
台湾に移ってきた時に、複数の現地人から「なぜ日本人がわざわざ台湾に引っ越して来るのか？全てにおいて日本の方が上じゃないか？」と聞かれたのを思い出します。当時私は、「自分は日本が大好きだけれど、日本人はあまり好きではない。他者への嫉妬心や自己顕示欲が強く、かつ陰鬱だから。」と毎回答えていました。すると、「それはよく聞く話だね。だから台湾人も、日本に旅行に行くのは大好きだけれど、移住したいとまでは思っていないんだよ。」なんて返されたりしたものです。
これを読んでも、おそらくピンと来ない方がほとんどではないでしょうか。何かを客観的に見ようとしたら、「外」に十分な時間出ることが必要不可欠です。ですから、海外に旅行でしか行ったことのないような人が、「最近の若者は全然海外に出ようとしない。困ったものです。」なんてテレビの画面上で偉そうに言っているのを目にすると、毎回非常に不思議な気分になります。何も、「海外に出ることに価値がある」と言っているわけではありません。「実体験」無しに「評価」などできないと言っているだけなのです。
なんか説教臭い文章になってしまいましたが、「海外」とか「国際線」という文字を見ると、たまについこんなことを考えてしまったりなんかするんです。
話が大きく逸れてしまいましたが、このキャンペーン期間はちょうど大学生の春休み期間と被っているわけで、例えば、大学生のお子さんお持ちの陸マイラーさんにとっては、子供の視野を広げる一つのきっかけを与えるいいチャンスになったりするのかもしれません。
ちなみに私には大学生の子供などいないのですが、もしいたら、とりあえず香港にでもしばらく滞在させたいです。中華圏の人たちとイギリス系の典型的な白人たちが絶妙なバランスで混じり合い、漢字（日本人に馴染みのある繁体字）と英語がぐちゃぐちゃに混じり合ったあの街を見ることは、若い人には非常にいい刺激になるのではないかと思います。
って、あらためて見たら、香港便もキャンペーンの対象外なんですね、、、（笑）
もう訳の分からない記事になってきたので、この辺でやめておきます（笑）
ということで、きっかけは何でもいいので、みんなもっと海外旅行に行きましょう！
とか言いつつ、私も最近海外旅行に行けていないので、来年は旅の機会に恵まれた一年になるといいななんて思っています。
