第二回目のSFC修行を終え、無事帰ってきました。
まず最初に、一番大事なことだけ書いておこうと思います。
「全ての日本人は沖縄県平和祈年資料館を訪れるべき」です。
最近、日本では安保法案に関して広く議論がなされていますが、「違憲だ!」とか、「この法案のせいで日本人が戦争に巻き込まれるぞ!」などと言っている人たちは、広島の原爆ドームや沖縄の平和祈年公園を訪れたことはあるのでしょうか。
戦争というものの本質を知らないまま、雰囲気でものを言っている軽い日本人が多過ぎるような気がしています。
今回の沖縄旅行で私が得たことを端的に表すと、「戦争が絶対に起きないようにしなければならない」、「攻撃しないということに加え、攻撃させないようにできて初めて平和主義と言える」ということです。
戦争というのは言葉では語れないくらい悲惨なものです。だから絶対に起きないようにしなければなりません。では、他国に攻め込まなければいいのか? そんなのは当たり前のことです。ただ、それだけでは足りません。いくらこちらが武器を全て捨てても、相手から攻撃されたら戦争が起きてしまいます。つまり、相手から攻撃されないよう最大限の努力をすることも必要なわけです。そのためにどうすればいいのか? 「相手国が攻め込もうと思わない程度に武装する」以外の答えがあるのなら、ぜひ私に教えてください。
最近の日本人は、「他者から批判されないように」ひたすら気を遣うばかりで、倫理や道徳をベースとした論理的思考というものを、どこかに捨ててきてしまったのかもしれません。
さて、真面目な話はひとまずこのくらいにしておいて、SFC修行の話に戻りたいと思います。
今回もいろいろと写真を撮ってきたので、次回から数回のエントリーに分けて今回の旅を紹介していこうと思います。このブロブを読んだ後で、理由は何でもいいから、毎日スマホやタブレットの画面ばかり眺めていないで、「たまには旅にでも出てみるか!」なんて思う人が増えたらいいなと願っています。